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Captain Kirk

kirk hinrich

豊作と言われた2003年ドラフト。あれから7年経った今年、マイアミビーチに、レブロン・ジェームズ,ドウェイン・ウェイド,クリス・ボッシュの3人が、同じチームでプレーすることが大ニュースになった影に隠れて、一人の男がひっそりとシカゴを離れました。彼もまた、2003年組。キャップの空きを作るために放出されたようなものでしたが、チームへの貢献度という面では、上記3人にも負けていない、1人のPG/SGでした。彼の名は、カーク・ハインリック。この記事では、彼について語りたいと思います。

彼は、カンザス大学で近年のNCAAプレーヤーとしては珍しく、4年間プレーしました。3年生時には、チームをファイナル4に導き、個人としても4年生時には、AP通信のオール・アメリカ3rdチームに選ばれました。そして、2003年ドラフトで、シカゴ・ブルズから1巡目7位指名を受け、入団しました。

さて、その頃のブルズについて説明しましょう。ブルズは1998年、例のマイケル・ジョーダンの“ラスト・ダンス”以降は、スコッティ・ピッペンなどの主力の放出によって一転、ドアマットチームへと成り下がります。そして、この再建を期待され、GMに就任したのがジョン・パクソンで、2003年の夏のことでした。そう、皆さんお分かりのように、彼が最初にした仕事が、ハインリックの指名だったわけです。

当時のブルズは、前年のドラフトで指名したPGのジェイ・ウィリアムスがバイク事故によって戦線離脱。そのため、PGがどうしても必要でした。そして、ジョン・パクソンという人は非常に堅実なチョイスをするGMでした。また、新HCのスコット・スカイルズのディフェンス重視方針もあったからか、ハインリックを指名し、彼をチームの新しき司令塔としました。
ハインリックもこの期待に応える活躍をしました。彼は、カンザス大ではSGとしてプレーすることが多かったのですが、03-04シーズンは、76試合に出場し、平均12.0得点、6.8アシスト、FG成功率こそ.386と低かったものの、3P成功率は.390と、チームに貢献し、オール・ルーキー1stチームにも選出されました。

翌シーズンのブルズは、大躍進を遂げます。ルオル・デン,ベン・ゴードンなどの加入もありましたが、全試合スタートPGとして引っ張ってきたハインリックの貢献を無視することはできないでしょう。このシーズンのブルズは7シーズンぶりとなるプレーオフにも出場します。06-07シーズンには、ハインリックの個人成績も上昇。プレーオフでは、ディフェンディングチャンピオンのマイアミ・ヒートをスウィープするなど、確実にブルズは実力をつけてきました。

成績だけで言えば、これがハインリックの最も輝いていた時代かもしれません。07-08シーズンは、まさかの不振。個人もチーム成績もです。シーズン前には優勝も期待されていましたが、プレーオフ出場すら実現できませんでした。

そして、ブルズはまたしても再建モードに取りかかるのですが、ここで2008年ドラフトの1位指名権を獲得。パクソンGMは、シカゴ出身のPGである、デリック・ローズを指名しました。ポジションが被っているハインリックは、ローズの教育係&バックアップを務めることとなりました。脂の乗り切った28歳の時期にスタートからバックアップに降格。しかし、彼は文句も言わずにキャプテンとしてチームを牽引しました。09-10シーズンでは、スタートではSGとして、ローズがベンチに退いた後では、第2PGというかなり難しい立場を、こなしていました。そしてこのシーズンオフ、ブルズは2010年FA組の招聘のためのキャップ作りとして、ワシントン・ウィザーズに放出されました。

長々と書きましたが、彼の良さは何といっても、粘り強いディフェンスと、高いキャプテンシーでしょう。相手チームのPGにタフにマークし続け、ローテーションも素早くカバーします。一般的に身体能力の高いと言われる黒人選手でも、これをできる選手となると限られてきます。僕が凄いと思ったのは、彼が(おそらく)白人にも関わらず、これをやってのけるからです。また、ベンチでもしっかり声を出し、レフェリーにも率先して抗議します。要するに、ハインリックの活躍はチームの士気を鼓舞するのです。プレー面でも、しっかりゲームを組み立て、外からシュートを射抜くといった正統派PGです。シーズン中にも、トレードの噂が絶えなかったのですが、ラリー・ブラウンが率いるボブキャッツは特に欲しかった、というのも納得しますよね。

ウィザーズは今年のドラフトでジョン・ウォールを獲得。そしてブルズから17位指名権をもらう代わりに、ハインリックを獲得しました。17位で指名したのは、フランスのケビン・セラファン。無名選手でもあるので、単に彼が欲しいために、ブルズとトレードしたとは考えにくいでしょうね。おそらく、ウォールの教育係としてハインリックが欲しかったとの意味合いも強いと思います。アリーナスは反面教師でしょうねw

ウォールは、サイズと身体能力に優れたスーパーPGではありますが、まだまだ“素材”です。ハインリックを教師として、リーグ有数のPGに化けたらなぁと思います。

Kirk Hinrich mix (ビデオ①)(ビデオ②
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